営業パーソンは、成績のために見た目にも気を配らなくてはなりません。初対面で悪い印象を与えてしまうと、売れるものも売れなくなってしまいます。
「売れるための髪型」「営業成績が上がるヘアスタイル・セット」というのは特に決まっているわけではありませんが、売れる営業パーソンには共通しているポイントはあります。
営業指導を本業とする私が、髪型について押さえておきたいポイントやNG例、男女別・シーン別オススメを解説します。
\この記事を読んだ人だけに公開/
1.「売れる」営業は髪型に気を配る


2.髪型は自己開示になる
人間というのは、誰だか分からない人のことを怪しく思い、避ける傾向にあります。初対面で営業パーソンは、まず信頼してもらうために自己開示をすべきなのです。
心理学的な面を踏まえると「自己開示ができる髪型」とは、「顔の形・目鼻口の位置・耳の形などの個人情報が分かる髪型」です。
【隠さないほうがよい部位】
- 顔の輪郭
- 眉、目
- 耳
2.「売れる」営業の髪型 男女別

実際に売れている営業パーソンの髪型はどんなものか、解説しましょう。
1.男女に共通する大事な「清潔感・清涼感」

ビジネスシーンでよく言われる「清潔感」というのは、営業パーソンの髪型に重要なものです。
清潔感:髪を整えていることが明らかで、不潔でないこと
清涼感:自己開示されている髪型で、怪しさがないこと
具体的には以下のような髪型が、「売れる営業」の男女共通点です。
- 地毛に近い髪色(ブラック・ダークブラウン)
- 耳は隠さない
- 眉毛を隠さない
- ワイシャツの襟にかからない長さ(長ければ結ぶ)
2.男性
男性の場合、耳は一部と言わず「全部」出すほうが営業向きです。髪型は特に縛りがないので、流行のもので構いません。ただし「髪型で遊びすぎる」のには要注意です。
顧客が理美容系なら構わないのですが、そうでない場合、ビジネスシーンにおいては、なるべく「遊び」を排除し「真面目」にいくほうが好印象を持たれます。
ツーブロック、フェードカット、センターパートなど、流行りの「やってみたい髪型」があるかもしれません。
現代では保守的な傾向が薄れていますので「迷うなら、やってみる」ことをお勧めします。一度体験して、商談相手の反応を見て、自分なりの「勝ち髪」を探してみてください。
3.女性
女性の場合は髪が長い人が多いので、耳が隠れていても大丈夫です。ただしロングの髪を下ろしているよりは、スッキリとまとめておくほうが営業向けです。
印象が良いと思う女性営業は額(おでこ)が半分あるいは全部、出ています。額(おでこ)は隠すよりも出すほうが、表裏のない明るい性格に見せることができます。
ベリーショート・ボブ・マッシュなど「これはOKですか?」と心配する声もありますが、現代では「女性の髪型でNGなもの」というのは特にありません。
既にお伝えした要点を守り、以下のNG例を避けていれば、保守的になりすぎなくて大丈夫です。
「地味な女性営業」から「垢抜けた女性営業」に変身することは自信をつけることにもつながります。ぜひ自分なりの「気分が上がる髪」を探してみてください。
3.「売れる」営業の髪型NG例10選

売れない営業パーソンのなかでは、以下のような「NG」な髪型をしている方もいます。個性を出すのは自由ですが、大切なのは相手の方から見た「印象」です。
私がこれまでトレーニングさせていただいてきた営業パーソンの方々から感じてきた印象などを踏まえて、営業として好ましくないものを挙げてみたいと思います。
1.1ヶ月半以上、理美容室に行かない

「いつ髪を切ったか」というのは、意外に相手に分かるものです。髪を切って1ヶ月も経つと「整っていない」印象になり、「ボサボサ」と形容されます。
2.男性の長髪

髪型に縛りが無いといっても、あまりにも長い男性の髪は好ましくないと思っています。どうしても長髪にこだわりがあり、会社としてもOKである場合は、清潔感を出せるよう工夫しましょう。
3.襟足が長い

ウルフヘア(オオカミの毛先に似た襟足レイヤー)などの、襟足で遊んでいる髪型は営業向きではありません。男性の髪はワイシャツの襟にかからないことが望ましく、女性のショートヘアは襟足が短く切り揃えられているほうが無難です。女性のミドル以上の長い髪は、襟足がすっきりとなるよう結びましょう。
4.派手なパーマ

パーマがダメというわけではないのですが「派手」「個性的すぎる」パーマは控えましょう。見た目で自己顕示欲を出すよりは、逆に「一見地味に見えたけど、話が素晴らしい」というギャップのほうがインパクトを残すことができます。自己顕示欲は、営業トークを磨くことに活かしてください。
5.派手な髪色

ブリーチ、赤青緑……など、派手な見た目のカラーはNGです。それが毛先や内側などの差し色であってもNGです。「おしゃれ」は大事でも、営業パーソンはスーツの着こなしや小物なども活用して「さりげないおしゃれ」を意識してください
6.眉毛隠し(厚い前髪)

いわゆるダウンバング(前髪下ろし)は、額(おでこ)・眉をすべて隠してしまわないよう気を付けましょう。額(おでこ)は半分あるいは全部、出したほうが、自己開示面でも印象が良くなります。シースルーバング(透け感のある長め前髪)は悪くはないと思いますが、目にかかる長さはやめましょう。
7.耳隠し

マッシュルーム(きのこ型)など「わざと耳を隠す髪型」も私はお勧めできません。男性の「耳掛けヘア」、女性の「ゆるい耳隠し一つ結び」は良いと思います。
8.パサついている

髪型ではありませんが、髪がパサついているのも清潔感として良くないです。体質・年齢的なものでパサついてしまうのは仕方ないとしても、なんとかリカバリーする方法を考えると良いです。オイル・ワックスを使ったり、髪型や髪色でカバーすることはできます。
9.ワックス塗りすぎ

ヘアワックスを塗りすぎて、髪全体が光り輝いている営業がたまにいます。「テカテカ」「ベタベタ」に見えました。営業パーソンは「清潔感」「清涼感」が大切なので、くれぐれも塗りすぎには気を付けてください。
10.毛先が乱れている

これは私が信頼する美容師から聞いた話ですが、「営業には毛先が大切」らしいです。毛先の跳ね・乱れ・遊び感は、営業として良い印象を与えにくいという意見でした。
4.「売れる」営業は短髪・パーマ・坊主でもいい? セット必須?

売れる営業になるために、どんな髪型が良いのか、迷いますよね。中でも「短髪・パーマ・坊主」はいいのかと疑問に思っている人もいることでしょう。
短髪
男性なら、どんなに短い短髪ヘアスタイルでも大丈夫です。
パーマ
パーマ自体はNGではありませんが、きついパーマの男性や、全体にパーマを当てて結ばないでいる女性は、ビジネスシーンでは気を付けたほうが良いでしょう。
坊主
坊主は、人によってはいかつい印象を与えてしまう可能性があるので、周囲の人から率直な印象を聞かせてもらうと良いでしょう。もちろん、坊主頭でトップ営業の人も世の中にはいますが、その人は「いかつい見た目を笑いに変える」「他の人より柔らかい物腰」「美しい字で直筆のお礼状を書く」などの工夫が見えます。「怖い人?」という第一印象にならないように注意しましょう。もし、人から強面に見られやすいという方は、丸めの眼鏡をかけると柔らかい印象になりますので、だてメガネも有効です。
5.「売れる」営業の髪型シーン別

売れる営業になるために良いとされる髪型は、在籍している業界によって違ってくる部分もあります。また、対面時とリモート時でも見え方が違ってきます。
業界別・相手別
不動産や金融業界で「七三分けが主流」という声もありますが、私はそうは思いません。現代では多様な髪型が受け入れられています。
一番髪型で遊べるのは、美容関係です。理美容室向けの商材、エステやリラクゼーションなどは流行りの髪型が歓迎される傾向にあります。
業界によるというよりも、「売る相手に合わせて」決まるという方が正しいように思います。お堅い人が相手ならお堅い髪型、オシャレな人が相手ならオシャレな髪型、という具合です。
毎日髪型を変えることはできませんが、男性ならワックスの付け方を変える、女性なら結び方を変えるなどで変化をつけることが可能です。どうしても合わないな、と感じた相手は同僚に担当を代わってもらい、自分に合う相手を探して営業するのも賢い手といえるでしょう。
対面とリモート
ZOOMやGoogle Meetなど、PCやスマホを使ったリモート営業では、相手に「正面の顔」しか見えません。そのため、いつもの髪型だと「なんだか画面映りが寂しいな」と感じることがあります。
そんなときは、トップやサイドの髪を少し膨らませることで画面上の存在感を出すことができます。
「どうせリモートだから伝わらないだろう」とセットしない適当な髪で臨むのはNGです。ボサボサな髪は、しっかり画面上の相手にも見られています。
リモート営業(インサイドセールス)の成功率を高めるセミナーはこちら
6.「売れる」営業の髪型 年齢別
年代によって営業に適切な髪型は変わるのでしょうか? かつてトップ営業で、今は講師となっている私の意見をお伝えします。
20代
20代は勉強のときなので、あまり髪型の縛りはありません。色んな髪型にチャレンジしてみるとよいと思います。髪型をコロコロ変えても話題のネタとして笑いに変えられる年代です。
とはいえ、上位者から「若いなぁ」という目で見られているかもしれないことは意識しましょう。
30代


