【実例】保険のテレアポトークスクリプトをプロが添削! 例文・代理店の流れ

公開日:2026年1月30日

 

保険のテレアポでは、アポイントを取るためにライフプラン表の作成を切り口にすることがよくあります。

先日かかってきた保険のテレアポでは、非常によくできたトークスクリプトを使っていたので、添削をしてみました。これを、テレアポのプロフェッショナルが添削します。

保険のテレアポトークスクリプトで良い点、悪い点、代理店が契約を取る流れなどを解説します。

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テレアポで「適切な切り返しができず成果が上げられない」場合、トークを見直すのが有効です。

実際のトーク応酬と、ポイントを詳しく解説します。これを読めば、恐れずに成功率を高めることが可能になります!

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【無料レポートの内容

成功事例が分かる! 興味を引く情報の出し方や、差別化の仕方が分かる!

  • 1
    テレアポのプロセス
  • 2
    よくある断り文句と切り返し
  • 3
    トークスクリプトの活用法
  • 4
    成功事例

1.保険のテレアポトークスクリプトを添削

以下は、2025年12月某日にかかってきた保険のテレアポです。トークスクリプトを、私なりに添削します。

挨拶

営業(以下、営)「こんにちは。●●カードをお使いのお客様にご連絡をしています。いつもご利用ありがとうございます。会員様に向けた新しい無料サービスのご説明をしているんですが……」

◆良い点

お礼を伝えたことで、丁重さが伝わります。

◆改善点

クレジットカードの会員情報をもとに電話をかけてきたことは伝わったのですが、「なぜ私に」電話をかけて来たのか、有効な理由にはなっていません。

下手をすれば「会員情報をが悪用されている」と取られかねないので、このあとにはできるだけ「なぜあなたにこれを提案するのか」という理由が必要です。

何の紹介か

営「今、お時間よろしいですか? もしかして出先でしょうか?」

私「まあ出先ですけど、少しなら良いですよ」

営「保険のご案内なのですが、ファイナンシャルプランナーが人生のライフプラン表を無料でお作りするサービスをしています」

◆良い点

相手の都合をしっかり確認していたのは良いですね。

 

◆改善点

「出先でしょうか」と尋ねると「出先なので忙しいです」と断わる隙を与えてしまいます。
「2~3分だけお時間よろしいでしょうか?」と尋ねる方がよいでしょう。

クレジットカードの会員に向けて、新しいサービスだから保険の案内をするというのは、売り手都合の営業です。なぜ会員に電話したのか、なぜ保険なのかが分かりません。

<改善例>

営「実は最近『クレジットカードの付帯保険があるから安心だと思っていたけれど、いざ内容を見たら“思っていたのと違った”』というご相談が、会員様から増えていまして……」

などのように、「それ、私にも関係あるかもしれない」と思ってもらえるような理由を考えることが大切です。

確認・質問

私「ライフプラン表なら、以前作ったことがありますよ」

営「そうなんですね。もしかして、保険会社の方がお作りになったのでしょうか?」

私「そうです」

営「私どものライフプラン表は、保険のことだけでなく、人生のお金を全て含めてお作りすることができます。老後までの資金計画にお役に立てていただいております」

私「全てと言っても、家と車と学費と、人生の大きな出費は押さえて話をしましたよ。他にお金の話って何があるんですか?」

営「今回のサービスですと、NISAやiDeCo、株などの資産運用の話もできるようになっております」

私「NISAとiDeCoなら、もう自分でやってますよ」

営「既に始めていらっしゃる方には、1人の専門家の意見を聞くよりも複数の視点があると良いということで、セカンドオピニオン的にご利用いただいております。」

私「うーん、興味はあるけど、今すぐ聞きたい話でもないかなと感じます」

◆良い点

ライフプラン表を既に作ったことがある、という人にも「もっと良いものを作れる」という価値提供ができているのが良いです。
「既に体験した人の声」があるのも良いですね。

◆改善点

「誰が作ったか」「どこで作ったか」よりは、「いつ頃作ったのか」を確認したほうが、「ライフプランはその時々で変化があるもの」というスタンスで話を続けやすくなります。

◎ 良い切り口
・「作ったけど、こうなっている方が多い」⇒“あるあるのズレ”の提示

特徴紹介、差別化

営「そうなんですね。投資家の方々には、今から年末までの期間が、大事な期間と言われています。

実際にご利用いただいた方の中には、今年の投資のリバランスに役立ったというお言葉をいただいたり、来年のNISAの投資枠を埋めるのに役立った、来年良いスタートが切れそうだというお言葉をいただいております」

◆良い点

・投資をしている人にとって自分ごと化しやすい文脈になっている
・「今から年末まで」「来年のNISA」と、タイミングの理由が示されている
・利用者の声を使い、第三者評価で伝えようとしている点は評価できる

 

◆改善点

・「なぜ今が大事なのか」が具体化されておらず、聞き手が“今じゃなくてもいい理由”を作れてしまう
・利用者の声が「役立った」という結果論のみで、なぜ役立ったのか、誰に向いているのかが分からない
・「投資家の方々」という表現に留まり、目の前の相手が当てはまる条件が明確になっていない

「今が大事」「役に立った」という言葉だけでは、人は動きません。成功率が高いトークとは、希望を語るトークではなく、判断しやすくするトークです。

「あなたの役に立ちたい」

営「ぜひ会員様のお役に立ちたいと思ってのサービスですので、無理な勧誘はありません。無料でライフプラン表をお作り頂けます」

◆良い点

特徴を伝え差別化してから「あなたの役に立ちたい」と誠意を示す言葉を入れるのは良いことです。改めて無料であると伝えることで、押し売りでないことを強調しています。

◆改善点

せっかく誠意を示してくれていますが、クレジットカード会社からかかってきた保険の電話、ということで、「なぜ保険の紹介を受ける必要があるのか?」という疑念がまだ拭えていません。

訪問を切り出す

営「お客様のご自宅か、近くのファミレス、お仕事帰りの時間でも、スキマ時間にWEBで面談するのでも構いませんので、ご都合のいい時間はありませんか? お時間は1時間ほどです」

私「誰が来るんですか?」

営「はい、私どもが業務提携させていただいている代理店様です」

私「どこの保険会社ですか?」

営「ええと、業務提携している代理店様が複数ありまして、お伺いする時間に合わせてご紹介をさせていただいております」

◆良い点

訪問先が自宅以外も選べるのは良いですね。複数の選択肢を提示しています。
時間は1時間くらいと伝えているのも良い点です。

◆改善点

実際にかかる時間は1時間くらいなのでしょうが、「ライフプラン表作成にかかる時間」はもっと短いでしょうから、短い時間を伝えても構いません。なぜなら、時間が短いほうがハードルが下がるからです。(20分~1時間、という具合)

「誰が来るのか」が分からないのでは、警戒心を解くことができません。ここで、訪問する人の権威性(知識の豊富さや、業界での優位性)を伝えられれば、「専門家に話を聞くことができる貴重な機会」だと演出することができます。

検討

私「そうですか。今すぐ考えられないので、検討しますね」

営「それでは、後ほど私どもからご連絡差し上げてよろしいでしょうか?」

私「うーん……」

営「あ、ご興味ある時にお客様からご連絡いただく方がよさそうですよね。それでよろしいですか?」

私「そうですね。興味があったらまた連絡します。」

◆良い点

無理に食い下がっていないのは良いことです。

営「ご興味ある時にお客様から…」という返し方は、押し売り感がないという面においては悪くはありません。相手の心理的安全性は守れている状態です。これは、「嫌われない営業」としては正解かもしれません。

◆改善点

「検討します」の意味を、もっと確認しましょう。
「検討しますね」に対して、営業は何を検討するのかを一切確認していません。

<例>
「ありがとうございます。ちなみに“検討”というのは、時間の問題なのか、必要性をもう少し考えたいのか、どちらに近いですか?」
→ これだけで「完全終了」か「保留」かに分けることができます。

お客側の「検討します」は、
〇 本気の検討
×判断保留
×断り文句
のいずれにも転ぶグレーゾーンです。

2.保険に興味を持ってもらうトークとは?

多くの営業パーソンが「商品に興味を持ってもらえない」と嘆いています。「アポイントが取れないのは商品に魅力がないからだ」と思っているかもしれません。

しかし実は問題はもっと深いところにあるのです。それは「見ず知らずの人からは話を聞きたくない」という人間の警戒心です。初めに解決すべき課題は「興味を持ってもらうこと」ではなく「話を聞いても良いと思ってもらうこと」なのです。

興味がない段階でも、9割の人は「最初の15~20秒」黙って話を聞いてくれます。この時間を有効利用して「もうちょっと話を聞いてみよう」と思ってもらいましょう。

3.保険のテレアポトークスクリプト【例文】

上記の添削を踏まえて、保険のトークスクリプトの改善案を下記に執筆しました。

そのままお使いいただける例文です。

 

トークスクリプトの改善案

営「〇〇様でしょうか。私、◯◯カード会員様向けのサポート窓口を担当しております、△△と申します。今、2〜3分だけお時間よろしいでしょうか?」(※出先かどうかは聞かない)

営「本日お電話したのは、◯◯カードを長くお使いの会員様に共通して増えているご相談について、一度だけご案内を差し上げているからなんです。」

営「実は最近、『クレジットカードの付帯保険があるから安心だと思っていたけれど、

いざ内容を見たら“思っていたのと違った”』いうご相談が、会員様から増えていまして……」

営「多くの方が、

  • 補償がいつまで有効なのか
  • どこまでが対象外なのか
  • 家族までカバーされるのか

を、実は一度も整理されていないままなんですね。」
(※ここで「売る」ではなく「気づかせる」)

営「そこで私どもでは、保険をおすすめする前に、今の補償状況を一度“見える化”するだけの無料サポートを行っています。」

営「今日はそのご案内だけなのですが、〇〇様のようにカードをお持ちの方だと、『一度見ておいてよかった』と言われることが多いんですが、この時点でお話だけ聞いてみるのは、いかがでしょうか?」

このトークスクリプトを作成するにあたって、意識したポイントは下記5つです。

ポイント5つ

  1.  「保険の案内です」と言っていない
  2.  新サービスの話を一切していない
  3. 会員側の盲点・誤解から話を始めている
  4. 「売る前に整理」というプロ視点
  5. 主導権は営業側が持っている

これは当社が提案している高確率テレアポ法「ARCSTRAの法則」に沿ったポイントです。

「営業は説明する仕事ではなく、判断基準を与える仕事」

という考え方、姿勢で会話することができています。

4.保険のテレアポから代理店が契約する流れ

今回の電話では、テレアポの分担が行われていました。

【テレアポ専門の人が架電する際の流れ】

①アポイント取り:電話をかける人

②訪問:代理店(複数あり)

③代理店が保険契約

訪問する会社名を尋ねても「代理店は複数ある」というだけでした。特定の企業名を伝えない作成なのでしょう。

保険のテレアポでは、保険会社の営業パーソンが直接アポイント電話をかけることも多いと思います。架電業務は大変ですが、その分自身の成績に直結するのは大きな魅力です。

【営業が自分で架電する際の流れ】

①営業自身がアポイント電話をかける

②営業自身が契約

利点:架電時に「私がお伺いします」と言える

テレアポが取れず悩む営業にとっては「電話業務を外注したい」と思うこともあるでしょう。しかしテレアポの成功率さえ上げてしまえば、架電を外注する必要はありません。

5.どうすればもっと成功率が高まるか

実際にかかってきた保険の営業電話をもとに、良い点と改善点を整理しています。

今回、私はこの会話では訪問をお断りしました。理由はシンプルで、「今、この話を聞く理由」が弱いと感じたからです。

トークスクリプト自体はよく作り込まれており、ライフプラン表やセカンドオピニオンといった、一見すると魅力的な提案も含まれていました。それでもなお、「わざわざ時間を取ってまで話を聞こう」とは思えませんでした。

これは、営業トークが悪いというよりも、“聞く側の判断基準”が十分に提示されていなかったことが原因だと感じます。

では、どのようなトークスクリプトにすれば、「検討します」で終わらず、成功率を高めることができるのでしょうか? 成功率を高めるためのポイントを6つ挙げます。

 

  1. ①「すでにやっている人」をゴールにしない

「やっている=完成していない理由」を具体的に1つ示すことが重要です。

  1. ② 商品・制度の名前を先に出さない

先に伝えるべきなのは

「多くの人が勘違いしているポイント」
「後から困りやすいズレ」

です。

  1. ③ 「説明」よりも「判断基準」を渡す

成功率が低いトークは以下のような特徴があります。

  •  情報が多い
  •  丁寧
  • 正しい

しかし、以下のような「判断基準」となるものがありません。

  • どんな人なら今やるべきか
  • どんな状態なら後回しでいいのか

この線引きを示すだけで、「聞く理由」は一気に強くなります。

 

  1. ④ 「検討します」をゴールにしない

「検討します」は結論ではなく状態です。

  • 何を検討するのか
  • どこで止まっているのか
  • 何が引っかかっているのか

これを確認せずに「また連絡しますね」で終わると、ほぼ確実に次は来ません。

 

  1. ⑤ 主導権を“丁寧に”持ち続ける

押す必要はありませんが、手放しすぎてもいけません。

  • 相手に考えさせる
  • でも考えやすい形に整える
  • 次の一歩を軽く提示する

このバランスが取れている営業ほど、結果として「売り込んでいないのに前に進む」状態にできます。

 

  1. ⑥ 「今じゃなくていい」を前提に設計する

多くの人は、「いつか必要だとは思う」状態です。

だからこそ、

  • 今やらないと後で面倒になる理由
  • 今やると何が楽になるか

このどちらかを1点だけ伝えることが効果的です。

6.まとめ

作り込まれたトークスクリプトでも、「話を聞く理由」が弱ければ、人は動きません。

逆に言えば、商品や説明を増やさなくても、

  • 問題の切り取り方
  • タイミングの意味づけ
  • 判断基準の提示

この3点を整えるだけで、同じトークでも成功率は大きく変わります。

営業とは、「納得させること」ではなく、「考える順番を整えること」。この視点でトークスクリプトを見直すことが、結果的に最も確実な近道になります。

株式会社営業支援Accept(アクセプト)では、ARCSTRAの法則」というテレアポ方法を独自に確立しました。

ARCSTRAの法則」を用いて多くの企業様のコンサルティングを行いトークスクリプトの改善を支援した結果、95%の企業様が「完成したトークスクリプトで効果が出た」と回答しています

トークスクリプトを見直せばテレアポのアポイント率は改善できます。

テレアポ獲得率を上げるためのトーク事例は以下の無料レポートにまとめましたのでご覧ください。

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  • 2
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  • 3
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  • 4
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この記事を書いた人

赤嶺哲也

株式会社 営業支援Accept 代表取締役

業界大手化成品メーカーに入社後、27歳にして統括責任者に就任。教育系企業に転職し、営業として最高売上を連続で獲得、MVPを2回獲得。社長代理に昇進し史上最高売り上げを達成。営業支援の会社であるAcceptを立ち上げ、代表取締役に就任。3ヶ月で売り上げを3倍にさせるなどの実績がある。

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代表プロフィール

アクセプト代表赤嶺哲也
代表 赤嶺哲也

・営業コンサルタント
・セールスコーチ

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