断り文句一覧をぶった切り!トップ営業の「断られない」トーク術6選

営業をしていると、似たような断り文句を投げかけられることがあります。

「予算がない」「必要ない」など、「またこの断り文句かぁ」と言いたくなるほどです。

会社によっては「断り文句の一覧と対策」として「切り返し文句」を指導しているところもありますが、その返し方は本当に正しい方法なのでしょうか?

この記事を読めば、よくある「断り文句一覧」と、「その断り文句を発させない(断られない)」トーク術が分かります。

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  • 1
    話す前に"聴く"
  • 2
    導入トークで興味を引く
  • 3
    商品ではなく"ベネフィット"を語る
  • 4
    "納得の理由"を一緒に作る
  • 5
    提案後に"安心"を与える

1.断り文句には「切り返し」よりも「断られないトーク術」が効く

多くの営業パーソンが、お客様が「断り文句」を発してから一発逆転できるような「切り返し」を探しています。

しかし本当に営業でトップを目指したいなら「断られてしまってからでは遅い」ということを知る必要があるのです。

トップ営業として、また、営業研修をする側として言えることは「切り返し」よりも大事なことは「断られないこと」です。断られてしまってからでは遅いので、断られないためにどう商談をうまく運ぶかを考える必要があります。

【誤ったトーク術】
断られてから、切り返しトークで一発逆転しようとする

【正しいトーク術】
・想定される相手のネガティブ要素に対して先手を打って情報提供をする
・信頼を得て、断られなにくい状況をつくる

相手は、それなりの理由があってお断りをしてきます。

ほとんどの「断る理由」は、以下のようなものです。

  • 予算
  • 効果
  • 比較
  • 時期
  • 決裁者ではない

そしてこれらの「断る理由」は「買う気になっていない」からこそ発せられる文句です。

つまり、「断られない」トークさえできれば、克服できるものなのです。

2.断り文句一覧とその対策6選

具体的に、営業の現場で出くわす「断り文句一覧」と、その対策をお伝えしましょう。

「断り文句一覧」で多いのは以下の6つです。

「良い商品だと思うけど予算がない」

「本当に効果があるか分からない」

「他社の商品と比べて検討したい」

「今は他社の品を使っている」

「良いと思うけど今は必要ない」

「良いと思うけど上司が反対する」

 

それぞれ、具体的に「断られない」対策を解説します。

1.「良い商品だと思うけど予算がない」

この断り文句を言われてしまうのは、相手に金額的な価値を提示できていないからです。

金額に見合う価値、金額以上の価値を十分に感じてもらうことができれば、相手は「予算がない」とは言いません。

売れない営業パーソンは「予算が無いなら仕方ない」と諦めてしまったり、断られたあとから説得しようとしてしまいます。

しかしトップ営業パーソンなら「予算が厳しかったとしても商品を買うために何とかやりくりしよう」と思わせることができます。

【売れない営業パーソン】

・予算が無いなら、と諦める
・断られてから説得しようとする

 

【売れる営業パーソン】

・予算より高くても欲しいと思わせる(価値の提示ができている)

あなたがもし高い商品を手に「売れない」と嘆いているのなら、それはむしろチャンスです。

「高いから売れない」のではありません。

「安いものとの違い」を説明できていないから売れないのです。

2.「本当に効果があるか分からない」

「費用対効果が分からない」という言葉も、ここに含まれます。

この断り文句を言われてしまうのは、効果を感じさせていないからです。加えて言えば、営業パーソンとの信頼関係が構築できていないせいです。

実は、この断り文句を言う相手は、2つのことを考えています。

  1. 目に見えるような大きな効果が欲しい
  2. 効果が無かったら、アフターフォローしてほしい

効果といっても、相手が何を目標としているのかによって対応は異なります。

<例>
求人の場合

よくある需要:応募数

 

潜在的な需要:
・年齢
・資格の有無
・就業後の離職率
などなど

まずは需要(何の効果を求めているか)を把握して、相手の希望を叶えるプランを考えましょう。

また、どのようなアフターフォローが可能なのかを丁寧に説明し、安心してもらうことが大切です。

【売れない営業パーソン】

効果が出た事例をよく知らない
・事例の説明の仕方が悪い
・「使えば効果が分かります」と言ってしまう

 

【売れる営業パーソン】

効果が出た事例をストーリーで提供できる
・効果に期待させ、わくわくさせることができる
・この営業なら何とか効果を出してくれると安心させる

3.「他社の商品と比べて検討したい」

この断り文句を言われてしまうのは、比較情報が足りていないからです。

相手は必ずしも自分で比較検討したいと思っているわけではなく、「比較検討した結果を知りたい」と思っています。

原因は、他社商品や業界全体の情報提供が不足していることです。
まずは営業パーソン自身が、他社商品や業界全体について徹底的に調べましょう。

ただし、いきなり比較表を見せて「違いはここと、ここと……」と延々説明するのは良いこととはいえません。

実は、この断り文句を言う相手は、2つのことを考えています。

  1. もっと良いものがあるか知りたい
  2. 買う気になれないのは、この品に決定打がないせいだ

あなたにも「さんざん比較した結果、何も買わずに終わった」経験がありませんか?

どれだけ説明を重ねても「比べて検討したい」と言われてしまうのは、購買意欲をかき立てることができていない可能性があります。

「相手の購買意欲がまだ足りないな」と感じたら、腹を割ったトークで切り込んでみましょう。

<例>

不動産を勧めた相手に「他と比べたい」と言われたら以下の意味が含まれます。

「この不動産が良いと思えない」
「この不動産に限らず、不動産を買う必要性自体が見出せずにいる」

相手の心をどの程度掴めているかの把握が必要です。

【売れない営業パーソン】

・情報提供が不足している
・なんとなく買う気になれない

 

【売れる営業パーソン】

この人から買いたいと思わせる

4.「今は他社の品を使っている」

これは「他社の商品と比べて検討したい」と似ていますが、既に他社の品を買ってしまったという点で異なります。
この断り文句を言われてしまうのは、不満を引き出しきれていないからです。

 

売れない営業パーソンなら「すでに買ってしまったのですね」とガッカリ引き下がってしまうでしょう。

しかし売れる営業パーソンは、チャンスだと感じます。
なぜなら既に他社の品を使っている人ほど、細かな違いを実感できるからです。

<例>

コピー機(複合機)を選んだことがない人
⇒違いを知らない

 

コピー機(複合機)を既に買った人
⇒以下の特徴を認識している

・コピーのスピード
・インクの発色
・用紙の種類
・紙詰まりの頻度
・トナー交換のしやすさ
・修理に来てくれる迅速さ
など

 

現在の商品に対する不満を引き出し、自社商品の優位性を伝えることができれば、例え買ったばかりでも相談相手になることもでき、結果的に乗り換えてもらうことも可能です。

【売れない営業パーソン】

・あっさり引き下がる

 

【売れる営業パーソン】

現在の商品に対する不満を引き出し、自社商品の優位性を伝える

・他社からの乗り換え方法を説明できる

5.「良いと思うけど今は必要ない」

この断り文句を言われてしまうのは、欲しい理由を作れていないからです。

「今は興味がない」と言われる場合も同様です。

欲しいと思わせることができれば、人は時期など関係なく「今すぐに欲しい」「〇日までに欲しい」と考えるものです。

実は、この断り文句を言う相手は、2つのことを考えています。

  1. 買う必要がない
  2. もっと待ってから判断したい

「今は必要ない」と言われて「いつだったら良いのですか」と言ってしまう営業パーソンは三流です。

相手の心理が現れているのは「今は」ではなく「必要ない」という言葉で、つまりは「説明を聞いても、買いたい気持ちになれなかった」ということなのです。

それまでの説明の仕方に問題があったということです。

<例>

売り上げが上がらない会社に、営業支援・研修をオススメしても「今は必要ない」と言われる
(自社で取り組んでいる営業方法があるから、成績が上がらないといっても赤字になるほどではないから、など)

 ↓

営業支援・研修を受けた企業が出した「圧倒的な効果」と、その理由を伝える

【売れない営業パーソン】

欲しいと思わせるトークができていない

 

【売れる営業パーソン】

今すぐに欲しいと思わせることができる

6.「良いと思うけど上司が反対する」

この断り文句を言われてしまうのは、商談の相手が上司を説得する自信がないためです。

まず前提として、商談相手が「欲しい」と思っていることは外せません。その上で「上司に説明させる」ことには重要なテクニックがあります。

商談相手に「理解してもらう」より一段上がって、「商談相手が上司に説明できるようになる」段階が必要です。
そのための秘策は「商談を振り返ってもらう(復習する)」ことです。

【復習を促す質問】

・商品や機能に興味を持った理由は何ですか?・どの商品が良いと思いましたか?
・「役に立ちそうだな」と思ったポイントは何ですか?

⇒商談相手に言わせることがポイント。

自分のニーズを自己確認し、口に出すことになる。復習したことで、説明がしやすくなる。

 

【売れない営業パーソン】

決裁者(上司)の説得を、商談相手任せにする

 

【売れる営業パーソン】

商談相手が決裁者(上司)を説得しやすいように教育する

3.断り文句を言わせない2つのトーク術

断り文句は多数ありますが、それらを「言わせない(かわす)」ためには、2つの大切なトーク術があります。

  1. 欲しい理由を作る

  2. 断る理由を無くす

この2つができるようになれば、あなたもトップ営業パーソン一員です。

1.欲しい理由を作る

欲しい理由を作るとは、「価値を感じさせる」ということです。「何が何でも欲しい」と思わせるほど、商品の「価値」を感じてもらいましょう。

2.断る理由をなくす

例えば「検討します」と言われたら「何か懸念が残っている」のだと分かるので、懸念事項を聞き出し誠心誠意説明します。営業とは、興味を持たせることと並行して、お客様の不安をなくしてあげることが大切なのです。

4.断り文句ではなく「欲しい」と言わせる秘策

「あなたは営業先でどのような断られ方をしていますか?」

この質問は私が営業コンサルティングをする際に必ずしている質問の一つです。なぜこのような質問をするかというと、“断り文句”を聞けば営業方法の問題点がわかるからです。

営業支援Accept(アクセプト)では、断り文句の分析をすることで、最適なトーク術を構築します。

当社には対面営業で「月間成約率94.2%」という実績から培った「体系化された商談ステップ」があります。記事に書いた以外にも「営業の秘策」がたくさんあります。

\当社が提供する「営業の秘策」の例/

  • 最初に●●と言うより▲▲と言うほうが、柔らかく警戒心をほぐす表現になる
  • 自分で「大好評の商品」と言うより▲▲で話すほうが、相手と同じ目線になって伝わりやすくなる
  • 手当たり次第に飛び込むのではなく▲▲を使ったリスト作成で門前払いが減った
  • 飛び込み営業の前にシナリオマップトークを作成したら商談で初めて社長が「よろしくお願いします」と言われた

これらの秘策を知っているか知らないかで、営業成績は雲泥の差になります。

「何を言っているのか全然理解できない」と言われた営業でも、成約率94.2%にまでのし上がれたのです。

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  • 3
    商品ではなく"ベネフィット"を語る
  • 4
    "納得の理由"を一緒に作る
  • 5
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この記事を書いた人

赤嶺哲也

株式会社 営業支援Accept 代表取締役

業界大手化成品メーカーに入社後、27歳にして統括責任者に就任。教育系企業に転職し、営業として最高売上を連続で獲得、MVPを2回獲得。社長代理に昇進し史上最高売り上げを達成。営業支援の会社であるAcceptを立ち上げ、代表取締役に就任。3ヶ月で売り上げを3倍にさせるなどの実績がある。

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代表プロフィール

アクセプト代表赤嶺哲也
代表 赤嶺哲也

・営業コンサルタント
・セールスコーチ

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▼代表 赤嶺哲也のインタビュー記事

営業支援Accept 赤嶺哲也