飛び込み営業の成功率は平均どれくらい? 個人宅・法人で成功率を上げる方法
更新日:2026年3月16日
飛び込み営業の成功率は、WEB上で5%と言われていますが、これは信じにくい数字です。実際の現場を知っている者としては「成功率5%になってしまうのは売れない営業」であり、飛び込む先や習熟度によって成功率は変わります。
本記事では
を営業支援の現場データをもとに解説します。
※本記事で紹介する成功率の数値は、当社が営業支援する企業様の集計値です。
飛び込み営業について「成功率」が気になっている人は多いと思います。まずは「成功率」の定義について解説しましょう。
【成功率】(=面対率)
インターホンを押して話した後、玄関先まで出てきてくれて面談できた率
もしくは、アポイントが取れた率
【成約率】
その面談できた数を分母として、契約に至った率
実際の営業現場ではもっと細かく段階に分けて管理していく必要があります。
飛び込み営業の成功率は、統計データがあるわけではありません。業界で通説があるわけでもありません。そのため、多くの営業の現場を見ている者として現場の数値を挙げてみます。
飛び込み営業の平均成功率(面対率)
例として、成功率(飛び込んだ先で面談ができた率)30%の場合の行動件数を下記に書いてみました。
(例)成功率30%の場合、行動数
訪問 100件
↓※30~40%は応答なし
会話 30件(面対率30 %)
↓
別日商談 10件
↓
成約 5件(成約率17 %)
飛び込み営業では、成功率が訪問数に比例するわけではありません。ステップごとに成功率を挙げることで、見込み客が増え、成約につながるのです。
飛び込み営業の成功率は、対象が個人宅なのか法人なのかで異なります。それぞれ詳しく解説します。
個人宅への飛び込み営業は、在宅率こそ低いのですが成功率は法人に比べて高いです。
在宅の家庭で成約できる割合(平均) 20~25%
(行動例)
100件訪問
↓
10件 在宅(在宅率10%)
↓
2件 見込み(成功率20~25%)
↓
1件 成約(成約率50%)
個人宅への飛び込み営業で大きな特徴は、“即決で決まるケースが多い” という点です。
法人と違い、キーパーソン=決裁者そのものと 直接話ができる場面が多く、成約までの距離が非常に短いのです。
成功のポイントは、「個人特有の警戒心」を上手に解くことです。
現代では、家に知らない人が訪ねてくるということは、住所という大切な個人情報を知られることでもあり、警戒されて当然です。
だからこそ、会社への安心感を与え、営業自身への不信感を解いていくことができれば、自然と商談へと進んでいきます。
個人宅営業は、“いかに警戒心を取り除き、安心してもらえるか”が成功率を左右する大きなポイントになるのです。
具体的なコツ・時間帯・例文などは以下の記事でご紹介しています。
人向けの飛び込み営業では下記のハードル3つを飛び越えていく必要があります。
営業パーソンの習熟度によって成果は変わりますが、ここでは 新人ではない、2年目以降の営業が訪問したケース を 平均値としてまとめました。
| 一般的な企業の 平均 | 当社が支援する クライアントの平均 | |
|---|---|---|
| 受付突破率 | 約20% | 約60% |
| アポイント獲得率 (受付突破後) | 約15% | 約50% |
法人向けの飛び込み営業を成功させるカギは、受付突破率とアポイント獲得率を上げることです。
【受付突破のポイント】
キーパーソン(決裁者)が在社していたとしても、必ず受付の方が取り次いでくれるとは限りません。 内容次第では「迷惑営業」と判断され、その瞬間に門前払いになってしまうこともあります。
大切なのは、“聞く価値のある情報だ”と受付の方に感じてもらえるかどうか。
ここが、決裁者につないでもらうための大きなコツです。
【初回面談のポイント】
法人を相手にした飛び込み営業では、当日にいきなり契約が決まることはほとんどありません。
初日はあくまで「情報提供」に徹しましょう。“これは改めてじっくり話を聞く必要がある”と相手に思っていただけるかどうかが、2回目のアポイントにつながります。
そのためには、資料の準備などの事前準備を丁寧に行い、当日の短時間の接触でも相手が「参考になった」と感じられる情報 を届けることが大切です。
商品の詳細説明は急がなくても大丈夫。
本当に伝えるべき核心部分は、2回目以降のアポイントでしっかり話せばよい のです。
【テレアポのポイント】
決裁者が不在のケースでは、名刺や資料をお渡しし、後日にテレアポでアポイントを取る流れが一般的です。この段階でポイントになるのは、“テレアポの品質次第で商談に行けるかが決まる” ということ。
テレアポには明確なノウハウがあり、そのポイントを押さえてトークを組み立てれば、成功率は60%まで引き上げることが可能です。
飛び込み営業の成功率はトップ営業で50%程度ですが、ずば抜けた営業は最高70%まで上がります。成功率70%ともなると、100件訪問すれば70件の成約につながる計算です。
このレベルになると、ほとんどの訪問先で会話が成立し、その多くが商談・契約へ進む状態といえるでしょう。
成功率70%のトップ営業
訪問 100件
↓
成約 70件
なお、個人宅の場合は「インターフォンを押したけれど人が出てこない」ということが多くあるので、あくまで「在宅している人と話せたら、その後の契約率は70%」という意味です。
正直「成功率は70%」とお伝えすると、飛び込み経験者ほど「そんなに決まるんですか!?」と驚かれることが多いです。
「本当にそこまで話を聞いてもらえるの?」
と疑いたくなる気持ちもよく分かります。
もちろん、こうした高い成功率を出せるのは ノウハウをしっかり身につけたからです。
今はまだそのレベルに達していなかったとしても、正しいやり方さえ理解し、積み重ねていけば、
誰でも成功率を確実に上げていけます。
「自分にもできるようになる」 そんな前向きな気持ちで取り組んでいきましょう。
弊社がコンサルティングを担当している企業様や、営業塾の塾生の中は、飛び込み営業の成果が急激に上がった方がいます。
【改善例】
エネルギーインフラ系企業様
(指導前)
個人宅のインターホン越しに 「ご挨拶で伺いました」と飛び込みをしていた。
玄関先まで出てきて話を聞いてくださる割合(面対率、受付突破率):
10~20%
↓
(指導後)
70%まで向上
まず「話を聞いてくれる」状態を作ることで、その後の成約にもつながりやすくなった。
同じ商材、同じエリアであっても、トークの組み立て方ひとつで成功率は劇的に変わるという典型的な事例のひとつです。
飛び込み営業の成功率が低い営業と、高い営業では、行動が異なります。トップ営業は、飛び込みだからといって 闇雲に1軒ずつ当たるようなことはしません。
トップ営業なら70%をつかみ取れるような状況でも、まだ売れていない営業は10%しか成果が出ない……これが現場の正直なリアルです。
しかし安心してください。「ノウハウの蓄積量」が増えてくれば、無駄な行動が減り、あなたの行動は「意味がある」ものになっていきます。
<例>住宅営業のチラシ配りでトップ営業が見ていること
「成功率が高い家」 を自然と選び抜く力を持っている
例えば住宅営業のチラシ配りなら、トップ営業は上記のようなことを見ています。
一方で、売れない営業は こうした“選別の基準”や“判断のコツ”を知らないため、とにかく1軒1軒回るしかありません。
「飛び込みなんて意味がない…」
「なぜこんなことをやるのか…」
と会社への不満を抱いてしまうのは、ただ方法を知らないだけです。
効率の良いノウハウを知り、ポイントを押さえて実践すれば、今は売れていない営業でも 必ずトップ営業へと変わることができます。
トップ営業は、効率の良い方法を知っている。
売れない営業は、とにかく数を回らなければならず疲弊しがち。
飛び込み営業で成功率を上げたいなら、間違った方法をやめて、正しい方法をする、正しい努力が必要です。「数を打てば当たる」という考えのまま続けてしまうと、どうしても心がすり減ってしまいます。
飛び込み営業がツライと感じたり、「こんなに回っているのに意味がない…」と思ってしまうのは、あなたの能力の問題ではありません。 ただ、正しい“努力のしかた”をまだ知らないだけです。
闇雲に動くのではなく、成果につながる努力へと切り替えていきましょう。
成功率が上がる「努力のしかた」のポイント
小さな視点の切り替えですが、この積み重ねが、大きな成果の差になっていきます。
飛び込み営業の成功率は運に左右される、と思っている人もいることでしょう。あるいは、商材(売るもの)次第と思ってしまうかもしれません。
運次第、という考えを全否定はしません。個人宅で在宅しているかどうかは運もあるし、法人で担当者の手が空いているかどうかも運ですから。商材だって安いものもあれば高いものもあるでしょう。
私が営業をしていて強く感じるのは、「自分は運がいい」と思える人ほど成長が早いということです。
訪問した際に在宅ではなかったとしても、「ついていないな」と捉えるのではなく、
在宅のタイミングに出会えたときに「よし、いい流れが来た」と前向きに受け取れる営業は、
自然と表情が明るくなり、セールストークにも温かみが出ます。
同じ商材を扱っていても、「高いから売れない」と商品の価値を低く見てしまう営業より、「価格以上の価値がある」と信じている営業のほうが、熱意あるセールストークができるものです。
飛び込み営業で、売られる側は訪れる営業のことをよく見ています。嫌々やっているのか楽しんでやっているのか、商品よりまず営業のことを見ているのです。そのときに好印象を持たれるのは、自社の商品が好きで、紹介することが楽しくて仕方がないというポジティブな営業です。
<ポジティブになろう>
飛び込み営業では、まずは初対面の相手に話を聞いてもらう必要があります。この「話を聞いてもらう」という状況を作れるかどうかは、決して運ではありません。
ノウハウさえ知っていれば、「話を聞いてもらう」成功率は上がるのです。
営業支援Accept(アクセプト)では、対面営業で「月間成約率94.2%」という実績から培った「体系化された商談ステップ」があります。記事に書いた以外にも「営業の秘策」「有効なノウハウ」がたくさんあります。もちろんこれらは、飛び込み営業でも使えるノウハウです。
<有効なノウハウ 例>
この記事を読んだあなただけに、下記の無料レポートを用意しました。
飛び込み営業だけでなく、商談すべてに使えるノウハウがあります。
赤嶺哲也
株式会社 営業支援Accept 代表取締役
業界大手化成品メーカーに入社後、27歳にして統括責任者に就任。教育系企業に転職し、営業として最高売上を連続で獲得、MVPを2回獲得。社長代理に昇進し史上最高売り上げを達成。営業支援の会社であるAcceptを立ち上げ、代表取締役に就任。3ヶ月で売り上げを3倍にさせるなどの実績がある。
営業研修をおこなったものの、売上が上がらずがっかりされる方は少なくありません。なぜ営業研修を受けたのに売上が上がらないのでしょうか?それは、営業研修の選び方が難しく、適切な営業研修会社やその内容を選べていないからです。営業研修の選び方については以下をご覧ください。